光の三原色

頭の中で色が混ざる!?(No.271)

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頭の中で色が混ざる!? 頭の中で色が混ざる!?

実験監修:教育学博士 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

赤・緑・青の光を順に映すと他の色が現れ、速くすると白くなりました。

そうなんだ!

透明な円板に赤・緑・青の3色のセロハンを貼り、回転させながら白色ライトで照らして白い壁に色を映します。 円板をゆっくり回すと赤・緑・青が順番に映りますが、回転を速くしていくと、3色の間に黄色・赤紫色・青緑色が現れ、さらに速くすると色がなくなり白になってしまいました。光の色は赤・緑・青の3色しかないのに、どうして他の色が見えるのでしょう。
存在しないはずの色が見えたのは、頭の中で色が混ざったからです。人間の目の色を感じるセンサー(細胞)は、赤・緑・青の3色にしか反応しません。そのため、赤・緑・青を光の三原色といい、この3色の光だけですべての色を認識することができます。
赤と緑が混ざると黄色、赤と青では明るい赤紫色(マゼンタ)、青と緑では明るい青緑色(シアン)、3色が混ざると白になります。
これを加法混色といいます。一方、目のセンサーで光をとらえてから脳が認識するまでには、わずかに時間差が生じるので、光の変化が非常に速いと、先に見た光の残像が次に見た光と重なり、頭の中で加法混色が起こってしまうのです。

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