監修:空想科学研究所 柳田理科雄
企画制作: NGK株式会社
嫌われたわけじゃなく、
愛が重すぎて過負荷なだけ。
AIロボットの多くは「クラウド(データセンター)」と通信することで、高度な音声認識や判断を行っている。
国内の移動通信の最大速度は、1980年頃の約10キロbps(ビット毎秒)から2020年頃には
約10ギガbpsへと向上し、40年間でおよそ100万倍もの高速化が実現。それに伴い、
AIロボットと自然なコミュニケーションが行えるようになってきている。
未来はどうなるだろう?すこし空想してみよう。
通信がさらに高速化すれば、彼らとより自然に対話し、私たちの心に寄り添うパートナーへと進化するはず。
時には、その存在が魅力的な恋人のように見えることも。
とはいえ、人の感情は複雑なもの。人から特別な感情を向けられ、AIロボットがその感情を深く理解しようとすると、
最新の通信技術でも処理しきれず、反応が鈍くなるなんてことがあるかもしれない。
もし未来のパートナーロボットがフリーズしたら、あなたの感情を深く理解しようとしているサインかも。
サイエンスコラム
AIの高度化と
データストレージの進化
私たちが日常的に利用する「クラウド」という言葉は、データが空に浮かぶ雲のような空間にあるような印象を与えますが、その正体は地上に設置された巨大な「データセンター」という物理的拠点です。現代において、データセンターはもはや単なる保管庫ではありません。高度なAIの思考や、私たちが一瞬で行う検索、そして未来のロボットとの対話にいたるまで、デジタル社会を支える「24時間眠らない巨大な頭脳」です。この高度なAIの思考を支える膨大な情報は、データセンターにある無数のHDD(ハードディスクドライブ)に刻まれています。扱うデータ量が爆発的に増えるにつれ、HDDの円盤上には原子レベルに近い高密度で情報が記録されるようになりました。AIがより賢く、より人間らしくなるには、データセンター側の進化が必要不可欠なのです。
関連するNGKの技術・サービス
「圧電マイクロアクチュエーター」
圧電マイクロアクチュエーターとは、電圧を加えると伸縮するセラミックスの特性を利用した精密部品です。 主にハードディスクドライブ内で磁気ヘッドの位置を緻密に制御するために活用されています。NGKの圧電マイクロアクチュエーターは世界中のデータセンターで活躍しており、読み書きデータの大容量化を支えています。