工作・実験の手順
[実験の注意]
・NGKサイエンスサイトで紹介する実験は、あくまでも家庭で手軽にできる科学実験を目的としたものであり、工作の完成品は市販品と同等、もしくは代用品となるものではないことを理解したうえで、個人の責任において実験を行ってください。
・必ず手順を読んでから工作・実験を行ってください。
・器具の取り扱いには十分注意し、けがをしないようにしましょう。
・小学生など低年齢の方が実験を行う場合は、必ず保護者と一緒に行ってください。
- 1
熱いお湯に水を混ぜて約50℃のぬるま湯をつくります。
※棒温度計がない場合は、沸騰したお湯に同量の水道水を入れます。
水温が高いときはやや多め、水温が低い時はやや少なめにします。 - 2
長さ4cmに切ったストローをスポイトの口に強くねじ込み、余った部分を半分に折り曲げます。
※空気がもれないように細めのストローを使ってください。 - 3
いったんストローをのばし、お湯を5mLの目盛り付近までスポイトで吸い込みます。
- 4
スポイト内の空気を抜きながら、お湯の量を3mLまで減らします。
※小さな気泡は指でコンコンとたたいて追い出します。 - 5
ストローを折り曲げてクリップではさみます。
- 6
ピストンを一気に引き下げ、お湯の状態を観察します。
実験を成功させるコツとヒント
・お湯の温度が50℃を下回ると、沸騰させるのが難しくなります。うまく沸騰しないときは、お湯の温度を少し高くして試してください。部屋の温度が低い場合も、お湯の温度を高めに設定してください。
・ピストンはまっすぐに引っ張り、すぐに戻さずに減圧された状態をキープしてください。