土の微生物

自然の土は生きている(No.274)

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自然の土は生きている 自然の土は生きている

実験監修:教育学博士 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

土を入れた容器の管にシャボン液をつけると、黒い土だけ速い速度で膜が下がりました。

そうなんだ!

さまざまな種類の土を容器に入れ、密閉してしばらくたってからストローのついたふたに替えます。ストローの先端にシャボン液で膜をつけると、膜の位置に変化が生じ、黒い土は他に比べて速く膜が下がっていきました。土によって膜の下がり方が異なるのはなぜでしょう。
この実験は、二酸化炭素がシャボン膜に溶けやすい性質を利用して、土の中の微生物を調べるものです。土の中の微生物が活動すると、人間や動物と同様に呼吸して二酸化炭素を排出します。微生物の活動が活発になるほど二酸化炭素も多く発生し、シャボン膜を通って外に出ていきます。すると、容器内の圧力が低下するので膜の位置が下降するのです。 黒い土は畑や野山でよく見られる土で、赤い土はグラウンドなどで見られる土です。この実験から、植物が多い土の微生物は活発に活動し、植物が少ない土や砂の微生物は不活発なことがわかります。

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