大気圧を知る実験

ポリ袋を破る謎の力(No.243)

お気に入りに追加お気に入り

ポリ袋を破る謎の力 ポリ袋を破る謎の力

実験監修:教育学博士 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

ポリ袋を張った「ろうと」を吸うと、大きな音をたてて破裂しました

そうなんだ!

薄いポリ袋に息を吹き込んで息の力だけで破裂させようとしても、容易には破れません。ところが、ろうとの開口部にポリ袋をピンと張って先端から強く息を吸うと、比較的簡単に破ることができます。いったいどんな力がはたらいて、ポリ袋は破れたのでしょう?
ろうとにポリ袋を密着させて息を吸うと、ろうとの内側の空気が減少して圧力が下がります。一方、ろうとの外側には常に一定の空気の圧力(大気圧)がかかっています。そのため、ポリ袋は大気圧によって外側から強く押されるようになり、耐えられなくなって破裂したのです。
地上付近の大気圧は1平方センチメートルあたり約1kg重になり、実験で使ったろうとの開口部には約80kg重の圧力がかかります。普段は内側からも同じ力で押されているので圧力を感じませんが、密閉して内側の空気を減少させると、大気圧が大きな力となって現れます。

もしこの実験が気に入ったらシェアしてください