摩擦熱

ひもで湯をわかす!?(No.223)

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ひもで湯をわかす!? ひもで湯をわかす!?

実験監修:東海大学特任教授 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

水を入れた金属の管をひもでこすると湯が吹き出しました。沸騰したようです。

そうなんだ!

水が沸騰するためには、1気圧では100℃以上に加熱する必要があります。細いひもでこするだけで、そんな高温になるとは想像しにくいかもしれませんが、湯が吹き出したのは管の中の水が沸騰した証拠です。水が沸騰して水蒸気になると体積は約1700倍にも膨張するので、湯と水蒸気の混ざったものが管から勢いよく吹き出したのです。
実は、水を沸騰させた正体は摩擦熱です。金属の管にひもを巻きつけてこすると、摩擦によって熱が発生します。手をこすり合わせると熱くなるのと同じ原理ですね。ひもでこすり続けて管の温度がどんどん上がり、100℃になると中の水が沸騰します。細いひもと人の力だけでも、同じ場所に摩擦を加え続けると、少量の水なら沸騰させるほど高温にできるのです。

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