二重振り子

カオスな動きの体操人形(No.191)

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カオスな動きの体操人形 カオスな動きの体操人形

実験監修:東海大学教育開発研究所所長 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

手と肩の2カ所で自由に回転する人形を作りました。人形をぶら下げて前後に揺らすと、振り子のように動き始めます。揺れを大きくすると、胴体だけが勢いよく回転したり、全体の動きと反対方向に回転するなど、まるで体操選手のような複雑な動きをします。しかも、狙った動きをさせようとしても、なかなか思い通りに動いてくれません。

そうなんだ!

この人形は二重振り子を応用したものです。二重振り子は、振り子の先にもう一つ振り子をつないだもので、カオス理論の説明によく使われます。単独の振り子は規則的な運動をしますが、二つをつなぐと両方の動きが合わさって不規則な動きになります。このように、単純な動きの組み合わせが予測できない複雑な動きを生んだり、条件のわずかな変化で結果が大きく変わる現象を扱うのがカオス理論です。カオス理論を研究することで、自然や社会の複雑な現象を予測したり、人間の脳に近い新しいコンピューターを開発する試みも進められています。

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