振動モーター

こすって、こすって、逆回転!?(No.184)

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こすって、こすって、逆回転!? こすって、こすって、逆回転!?

実験監修:東海大学教育開発研究所所長 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

2段重ねにした大小2つのプラスチックのコップに、モール(色糸を巻き付けた針金)で作った輪がのっています。コップの側面に取り付けた凸凹をコインで素速くこすると、モールの輪がくるくる回り始めました。しかもよく見ると、2つの輪は逆方向に回っています。どうしてこんな動きをするのでしょう?

そうなんだ!

モールはせんいの細い毛が、中心の針金から放射状に生えた構造をしています。毛は少し傾いて生えているので、振動を与えるとモールの上下の動きが前後にずれる動きに変わり、同じ方向に少しずつ移動します。モールを輪にすると、前後の動きは回転運動に変化し、回り始めるのです。振動を直線運動や回転運動に変えるしくみを振動モーターといい、近年注目を集めている技術です。2つの輪が逆方向に動いたのは、毛の傾きが反対になるように輪を置いたからです。

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