回析格子

キラキラ写真を撮影しよう(No.183)

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キラキラ写真を撮影しよう キラキラ写真を撮影しよう

実験監修:東海大学教育開発研究所所長 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

夜景の明かりが放射状にキラキラ広がっていて、きれいな写真ですね。実はこの写真、特別なカメラや機材は使っていません。身近な材料を使ったひと工夫で誰でも撮れるのです。いったい、どんな工夫をしたのでしょう?

そうなんだ!

キズをつけた透明シートをレンズに取り付けて撮影しました。シートのキズに秘密があります。細かい溝が平行に並ぶように、紙やすりでキズをつけています。溝の部分では光が乱反射して通りにくく、溝のない部分は光をそのまま通します。回折格子と呼ばれる構造です。 光は通常はまっすぐに進みますが、障害物があると遠回りして後ろに回り込む性質があります(回折)。シートの溝が障害物となるので、光は回折してシートを通過します。回折した光が隣の溝で回折した光と重なって強め合い(干渉)、新しい光の線ができるわけです。この現象は、溝の間隔が一定の細かさのときだけに起こります。

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