吸着熱 気化熱

温かい水 冷たい湯(No.181)

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温かい水 冷たい湯 温かい水 冷たい湯

実験監修:東海大学教育開発研究所所長 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

70℃くらいの湯を霧吹きで手に吹きかけると、熱い湯なのにひんやりします。また、布を巻いた温度計を密閉できる容器にセットし、その中に霧吹きで水を吹きかけると、温度計の表示が2~3℃上昇します。熱い湯をかけると冷たく感じ、冷たい水をかけると温かくなるのはなぜでしょう?

そうなんだ!

まず、湯を吹きかけて冷たく感じるのは、気化熱が原因です。
霧になった水は表面積が大きいので気体に変化(気化)しやすくなり、そのときに周囲の熱を吸収して冷やします。また、水を吹きかけた容器の中で布の温度が上がったのは、気体の水の分子が布のせんいにくっつくときに熱を放出したからです。このときの熱を吸着熱といいます。
熱の正体は、その物質を構成する分子の運動です。気体の分子は動きやすい状態なので熱をよく運びます。どちらの現象も、気体の水分子を通した熱のやりとりによるものです。

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