反磁性体

トマトは磁石がキライ?(No.171)

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トマトは磁石がキライ? トマトは磁石がキライ?

実験監修:東海大学教育開発研究所教授 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

ストローの両端にミニトマトをぶら下げ、中央を針で支えて自由に回転できるようにしました。トマトに強力な磁石を近づけると、ゆっくり磁石からはなれていきます。まるでトマトが磁石に反発しているようです。

そうなんだ!

トマトが磁石に反応して動いたのは、トマトにたっぷり含まれている水が原因です。意外ですが、水は磁石に対して反発する性質があります。このような性質を持った物質を反磁性体と呼びます。反磁性体は、磁石の磁界(磁力が及ぶ空間)の中に置かれると、磁界と逆向きの極性を持つ磁石になります。たとえば、磁石のS極を近づけると、反磁性体の磁石に近い側もS極になるので、近づけた磁石に反発するのです。水などの一般的な反磁性体の磁力はきわめて弱く、通常ではほとんど気がつきません。この実験では、複数のネオジム磁石をつなぐことで非常に強い磁界をつくり、反磁性体の磁力を高めて、その性質を目で見て確かめられるようにしました。

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