半透膜

野菜の水はどこからやってきた?(No.168)

お気に入りに追加お気に入り

野菜の水はどこからやってきた? 野菜の水はどこからやってきた?

実験監修:東海大学教育開発研究所教授 滝川洋二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

なんでだろう?

ニンジンやナスの上部をくり抜いて、塩を詰めておきました。ひと晩おいてから観察すると、塩は溶けて水がたまっていました。この水は、一体どこからやってきたのでしょう?

そうなんだ!

野菜などの植物は、小さな細胞の集まりです。一つひとつの細胞は細胞膜という薄い膜で包まれていて、中には水分がたっぷり含まれています。この細胞膜のはたらきで、水が出てきたのです。小さな水の分子は細胞膜を自由に通れますが、大きな塩の分子は通れません。細胞膜のような性質を持った膜を「半透膜」と呼びます。野菜をくり抜いて塩を詰めると、切り口からにじんだ水分で塩が溶けて濃い塩水ができます。濃度の違う液体の間に半透膜があると、両方の濃度が等しくなるように水が移動します。そのため、細胞の中の水が細胞膜を通って、濃度の高い塩水の方に出てきたのです。

もしこの実験が気に入ったらシェアしてください