望遠鏡

望遠鏡を手づくりしよう!(No.78)

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望遠鏡を手づくりしよう! 望遠鏡を手づくりしよう!

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな

今から400年ほど昔、オランダにリッペルスハイというレンズ職人がいました。ある日、2枚のレンズを手にかざして教会の風見鶏を見たところ、大きく見えたことに大変驚き、これをきっかけに1608年に対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使った望遠鏡の特許を申請しました。これが世界最初の望遠鏡で、オランダ式望遠鏡と呼ばれています。でも、どうして風見鶏は大きく見えたのでしょう?

そうかなるほど

虫めがねを眼から離して遠くのものを見ると逆さになった像が見え、眼に近づけて近くのものを見ると拡大されてみえますね。望遠鏡はこれらのことを組み合わせたもので、対物レンズで遠くにある物体からの光を集めて像を結び、接眼レンズでその像を拡大して見ているのです。リッペルスハイの発明を聞いたイタリアの学者ガリレオ・ガリレイは、理論分析して1609年に30倍もの大きさで見えるガリレオ式望遠鏡をつくり、天体を観測して木星の衛星や太陽の黒点、月面の凹凸、金星の満ち欠けなどを発見しました。これらの望遠鏡は正立した像が見られるものの視野が狭いという欠点がありましたが、1611年にはドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーが2枚の凸レンズを使って像は倒立しているものの視野が広いケプラー式望遠鏡を発表しました。その後、1688年にはイギリスの科学者アイザック・ニュートンが凹面鏡を使って像のボケを少なくしたニュートン式望遠鏡をつくりました。それでは私たちもケプラー式の望遠鏡をつくってみましょう。

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