摩擦と重さ

どちらに動くかな?(No.75)

お気に入りに追加お気に入り

どちらに動くかな? どちらに動くかな?

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな?

2本の筒の上に板をのせ、板の適当な位置に重りを置きます。2本の筒を内側に向けて同時に回すと、重りをのせた板は最初は左右に動きますが、2本の筒のまん中あたりに重りがくると次第に安定します。どうしてでしょう?

そうかなるほど!

重りが2本の筒のまん中にくるのは、筒と板との間に摩擦力が働いているからです。摩擦力は加わる圧力、接する部分の材質や状態などで大きさが変わります。この実験では筒の表面の材質や状態が同じですから、摩擦力は上から加わる圧力によって変わります。板と重りの重心が筒のどちらかに片寄った位置にあるときは、重心に近い筒の方に働く摩擦力が大きくなります。そのため、板は摩擦力が小さい筒の方に向かって動きます。しかし、重心が2本の筒のまん中にくると筒に働く摩擦力が等しくなり、左右どちらにも動かない状態になるのです。

もしこの実験が気に入ったらシェアしてください