水蒸気爆発

ポップコーンは火山の爆発!?(No.53)

お気に入りに追加お気に入り

ポップコーンは火山の爆発!? ポップコーンは火山の爆発!?

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな?

今回は水蒸気爆発について考えてみましょう。水蒸気爆発は、自然界では火山活動として見ることができます。これは、地下のマグマが直接放出される噴火とは違って、水蒸気が噴出する火山の爆発です。最近の例としては、2000年の有珠山(北海道)での水蒸気爆発があります。この火山の水蒸気爆発と、ポップコーンができる原理は同じです。どちらも水が急激に水蒸気になることから起こります。

そうかなるほど!

地下水がマグマに接触すると、水は水蒸気となって急激に膨張します。周囲を硬い岩盤で囲まれて密封されていると、逃げ場のない水蒸気は内部でどんどん圧力を高めます。そして最後には、圧力に耐えきれなくなった岩盤が爆発的に吹き飛び、水蒸気が放出されます。これが火山の水蒸気爆発です。ポップコーン用のとうもろこしの粒(爆裂種)は、中心部に水分が多く柔らかいでんぷんがあり、その外側を硬いでんぷんが包んでいます。これを加熱すると、柔らかいでんぷんに含まれる水分は水蒸気になりますが、外側が硬いでんぷんで被われているため、内部の圧力は次第に高まります。さらに加熱を続けると、ついに内部からの水蒸気の圧力に耐えきれず、外側の硬い部分が破裂します。こうして、ふっくらとしたポップコーンができあがるのです。

もしこの実験が気に入ったらシェアしてください