復氷

割れてもまたひとつになる(No.42)

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割れてもまたひとつになる 割れてもまたひとつになる

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな?

手のひらに乗せたふたつの氷をぎゅっと握っていると、氷どうしがくっついてしまいます。この現象を復氷といいます。復氷はどのようなメカニズムで起きるのでしょう?

そうかなるほど!

氷に圧力を加えると融点(ゆうてん)が下がり、圧力が加わった部分が水になります。そして圧力を取り除くと、融点がもとに戻ってとけた部分が再び凍ります。この現象が復氷です。ふたつの氷をくっつけて圧力を加えると、凸凹した氷の表面の接触点に大きな圧力が加わり、融点が下がるために氷がとけて水になります。ふつうなら凍っているのに、圧力のために0℃でも氷にならない状態になるのです。そして、とけた水が接触面のすき間に流れ込むと、その部分には圧力が加わっていないため、とけた水が再び凍ってふたつの氷をくっつけてしまうのです。
※物質が固体から液体になる温度のこと(水は1気圧のもとでは0℃で氷になります)。

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