磁気シールド

磁気封じ込め大作戦!?(No.39)

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磁気封じ込め大作戦!? 磁気封じ込め大作戦!?

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな?

電磁気から発生する磁気
時速500kmで走る未来の超特急、リニアモーターカー。その開発の大きなポイントは、強力な電磁石をつくりだすこと。しかし、強力な電磁石からの強い磁気は、心臓のペースメーカーや電子機器などに影響を与えるといわれています。このため、磁気を封じ込めて外に漏らさない効果的な磁気シールド材の研究が進められています。

そうかなるほど!

金属のシールド効果を利用して
磁気はどんな物質でシールド(さえぎること)できるのでしょう?一般に磁気をシールドする効果をもつ物質は、磁石にくっつく金属類(鉄・ニッケル・コバルトやこれらの合金)と考えられています。磁気はほとんどの物質を通り抜けますが、磁石にくっつくこれら金属類は磁気を内部に収束する(引き寄せる)特性をもっています。
シールド材にはこの特性が応用されています。たとえば、変圧器のカバーには磁気シールドのことも考えて鉄が使われています。また医療機器のMRI(核磁気共鳴断層撮影装置)のカバーにはパーマロイ(鉄とニッケルの合金)がシールド材として使われています。磁気は、これからもますます私たちの生活に関係してくるでしょう。しかしその一方で、まだ完全にシールドすることはむずかしいといわれており、より効果の高いシールド材の開発が期待されています。

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