電波と水

できるかな?電子レンジでゆで卵(No.34)

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できるかな?電子レンジでゆで卵 できるかな?電子レンジでゆで卵

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな?

みなさん、ゆで卵は好きですか?ゆで卵は水を満たした容器の中に卵を入れ、加熱してつくります。キッチンにあるガスレンジや電熱器など、どれを使っても水が沸騰してから3~5分で、ゆで卵はできあがります。でも、電子レンジでゆで卵をつくろうとすると、水は沸騰してお湯になりますが、卵は破裂してバラバラになってしまいます。どうして、電子レンジではゆで卵がつくれないのでしょうか。

そうかなるほど!

電子レンジは、電波で水の分子をゆすって熱を発生させます。電子レンジで卵に電波を当てると、水分を含む黄身や白身は急激に高温になり、成分のたんぱく質が一気に固まります。白身のたんぱく質が固まると、黄身の中で蒸気になった水が外へ抜け出せなくなり、内部の圧力が高くなります。そして、ついには破裂してしまうのです。そこで、電波を通 さないアルミホイルで卵をくるみ、水を満たした容器に入れて電子レンジで加熱してみましょう。アルミホイルは電波をしゃ断する一方、お湯の熱を卵に伝えてゆっくりと温めていきます。はい、電子レンジでもゆで卵ができあがりました。

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