ろ過

水の汚れはどこへ消える?(No.33)

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水の汚れはどこへ消える? 水の汚れはどこへ消える?

実験監修:名古屋市科学館学芸員 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな?

手にふれると、手がまっくろになる木炭。でも、木炭を使った装置を作って実験すると、あれ?不思議、汚れた水がきれいになります。どうして水は木炭によってもっと汚れたりせず、きれいになってしまうのでしょう。水の汚れをとり去ってきれいにする、その作用をろ過といいます。木炭がろ過の性質をもつ秘密は、その構造にあるのです。

そうかなるほど!

木材を燃やして作る炭には、数ミクロンから数百ミクロン(1ミクロンは1,000分の1ミリ)の小さな孔がいっぱいあいています。炭1グラムの孔の内部の表面 積は、約300m2。実に広大な面積です。角砂糖大の炭を使い、その孔すべてを切り開いて平面 にすると、長さ30m×幅10mのプールをすっぽり覆うシートができる計算になります。木炭のこの広い表面 積をくぐり抜ける中で汚れが吸いつき、水はきれいになっていくのです。家庭にある浄水器が水をきれいにするのも、ろ過の働きによるものです。

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