ローレンツカ

あき缶を転がすのはどんな力?(No.144)

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あき缶を転がすのはどんな力? あき缶を転がすのはどんな力?

実験監修:愛知工業大学客員教授 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな

並べた磁石の両側にレールをしき、アルミ缶をのせてレールに電流を流すと、アルミ缶はゆっくりと回転してレールの上を進みます。磁場内(磁力線があるところ)に置かれた導線(実験ではアルミ缶)を流れる電流は、磁場からローレンツ力(りょく)という力を受けます。アルミ缶がころがるのはこのためです。

そうかなるほど

アルミ缶が回転する方向は、磁石のN極・S極、レールに加えられている電気のプラス・マイナスによって決まります。この関係は、フレミングの左手の法則で示されます。 まず左手の親指、人さし指、中指をたがいに直角にひらきます。そして、磁場のN極からS極への方向に人さし指を、電流が流れるプラスからマイナスへの方向に中指を向けると、親指がローレンツ力を受ける方向を示します。
(図参照)

佐伯先生のさらに科学してみよう

ローレンツ力は、電子のように電荷をもった粒子が磁場や電場の中を運動する時に受ける力です。実験のように、磁場内にあるアルミ缶に電流、つまり、電子の流れを流すと、アルミ缶はローレンツ力を受けて、ころがることになります。

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