ハニカム構造

いちばん強いのは、どのかたち?(No.143)

お気に入りに追加お気に入り

いちばん強いのは、どのかたち? いちばん強いのは、どのかたち?

実験監修:愛知工業大学客員教授 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな

写真の3つの柱は断面の形は違いますが、同じ大きさの紙でつくられています。でも、柱の上にビー玉(重り)をのせて強さを比べると、三角柱より四角柱、四角柱より六角柱の方が強いのです。ちょっと不思議ですね。

そうかなるほど

紙を垂直に立てることはむずかしくても、二つに折って少し開けば立ちますね。その上に軽いものならのせられるし、三つに折ればもう少し重いものものせられます。端をつないで三角柱にすればもっと丈夫になります。材料の材質や大きさが同じでも、形を変えると強さは大きく変わるのです。軽くて丈夫な構造体(集合体)をつくるには、薄く軽い材料で丈夫な形をつくり、それをすき間なく並べるという方法があります。図のように三角柱、四角柱、六角柱はすべての辺がぴったり合わさってすき間ができません。中でも、六角柱を並べた構造はとても強く、ハニカム構造と呼ばれて新幹線や飛行機などの構造体にも使われています。ハニカムとは「ハチの巣」という意味。確かにハチの巣は六角形からできていますね。生き物たちは自然界の法則をたくみに利用して生きているのです。

もしこの実験が気に入ったらシェアしてください