磁性スライム

ふにゃふにゃと磁石で動く不思議な物体(No.142)

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ふにゃふにゃと磁石で動く不思議な物体 ふにゃふにゃと磁石で動く不思議な物体

実験監修:愛知工業大学客員教授 佐伯平二 
※監修者の役職は掲載当時のものです。
企画制作: 日本ガイシ株式会社

実験の説明

どうしてなのかな

ぐにゃぐにゃと曲がるやわらかい磁石を知っていますか? たとえば冷蔵庫。ドア内側の周囲にはゴムを利用した磁石が使われていて、ドアを軽く押すだけでパタンとしっかり閉まります。もちろん、ゴム自体には磁石の性質はありません。

そうかなるほど

ゴムやプラスチックなどに磁石の粉をねりこむと、やわらかさと磁石の性質の両方をもたせることができます。この磁石はボンド磁石と呼ばれ、複雑な形に加工できるので冷蔵庫のほか、小型モーターにも使われます。
ところで、磁石にくっつくやわらかいものもあります。磁石にくっつく物質(磁性体)を細かい粉にして、液体にまんべんなくまぜれば、自在に変形する不思議な磁性体(磁性流体)ができます。ここでは鉄の粉とふにゃふにゃのスライムを使って、磁石に引き寄せられる磁性スライムをつくってみましょう。

佐伯先生のさらに科学してみよう

磁石には、N極とS極の2つの極があります。では半分に切ったら、N極だけの、あるいはS極だけの2つの磁石ができるのでしょうか? そうではありません。磁石の中は、ごく小さな磁石が方向をそろえて無数につながっているようなものです。だからいくら細かく切り刻んでいっても、磁石の両端にはいつもきちんとN極とS極が表れます。金太郎アメみたいですね。

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