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実は兄弟!?カメラと望遠鏡実像と虚像

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鏡に映った像や映画の映像は実像? それとも虚像?

日常よく目にするさまざまな像について、実像か虚像か考えてみましょう。像が見える場所に実際の光の集まりがあれば実像。なければ虚像です。
まず、鏡に映った像はどちらでしょう? 鏡に映ったあなたの像は、あたかも鏡の向こう側にいるように見えます。しかし、鏡の向こう側にあなたの姿を描く光は存在しないので、鏡の像は虚像です。めがねで見る像は実際にそこにあるように見えるので、いかにも実像のような気がしますが、たとえば近視用では実際のものより近くに引きよせて像を見せているので、これも虚像です。
一方、映画やプロジェクターで映し出す映像は、どんな架空の物語であっても、スクリーンに実際の光の集まりとして像をつくっているので、実像です。

図説

意外に古くて新しい。カメラと望遠鏡の歴史

遠くを見るのに欠かせない望遠鏡と、さまざまな記録を確実に残せるカメラ。便利で役立つふたつの道具は、どちらの歴史が古いのでしょう。望遠鏡は2枚のレンズを組み合わせればできるので、結構古くからありそうですが、発明されたのは1608年です。
このときの望遠鏡は対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使ったものでした。実験で作ったような2枚の凸レンズを使ったものは1611年に誕生します。
一方カメラの歴史を調べると、フイルムに像を写すものは望遠鏡より少し時代が新しく、1826年の発明です。
ところが、実験でやったスクリーンに像を写して見るタイプは、なんと紀元前から存在していたようです。「カメラ・オブスキュラ」と呼ばれ、壁に開けた穴から外の風景を壁に映して楽しんだそうです。レンズを使わないピンフォールカメラの原理によるものです。
結局、兄弟のようなカメラと望遠鏡は、どちらがお兄さんか判定が難しいですね。

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